和歌山県橋本市に行ってきました。河内長野から南海高野線沿いに南下し、帰路は五條、御所と奈良回りで帰ってきました。

現地でたまたま地図上に見つけたJR高野口駅近くの「高野口パイル織物資料館」に寄ってきました。紀州繊維工業協同組合のスタッフが飛び込み訪問にもかかわらずとても丁寧に案内してくれました。そこで再織(さいおり)という特殊な織り方のことを教えてくれました。
再織とは、明治10年に和歌山県の高野口町でヨーロッパのシェニール織りを参考に創案された特殊織物で、一度横縞に織った生地を縦糸に沿って裁断しモール糸にして、それを手織り機で再び柄に合わせて織るもの。この「2度織る」工程から「再織」と名付けられ、国内外で好評を博し「幻の織物」と呼ばれました。しかし、手工業的製造技術に頼っていたため、昭和35年頃に衰退し姿を消しましたが、昭和58年から、先端の技術を取り入れ再び再織の開発に取り組み、今日の再織となっているようです。

その資料館では再織の教室も開かれているとのこと。今回モール糸を分けてもらい、作業所でも試しに織ってみようかと思います。

橋本市には古い知人に会いに行ったのですが、「再会と再織」と2度楽しめました。